ゴールデンカムイ 23話 蹂躙 感想
前回網走監獄に集結した錚々たる面々。クライマックスを迎えたワクワク感ともうすぐ終わってしまうという寂しさを感じながら視聴。
先週唯一の侵入経路である橋を爆破されるも、想定済みで駆逐艦にて侵入せんとする鶴見中尉率いる第七師団。
外の騒ぎに気づいている囚人達もパニックに。
「杉元どうするんだよ!」と聞くと
「逃げるしかねぇだろ、ここから脱出する方法を考えろ、脱獄王!」と返され
複雑な表情をする白石。
そんな杉元達を独房から出ないように銃を構える門倉。
何百回でも〜♩
谷垣がインカラマッに鶴見と今日まで内通していたのかと問う。
杉元達は失敗し、のっぺらぼうとアシリパを連れ出せるのは鶴見だけ、というインカラマッ。
第七師団に金塊が渡ってもいいのか、とさらに問う谷垣に対して、
「金塊なんで誰が手に入れようが私にも谷垣ニシパにも関係のない話でしょう?」と冷静に言い切る。
(女というのは恐ろしい。)谷垣も二瓶の言葉を思い出す。
「訓練通り配置につけ!」と犬童が刑務官らに叫ぶ。
門の両翼に機関銃を配備して十字砲火を浴びせる作戦。
武器も揃えて訓練もしてきたという恐ろしい刑務所。
谷垣らのいるテント前に停船する鶴見軍団。谷垣はインカラマッを連れて地下トンネルへ逃げていく。
「てーっっ!」
「あぁん」(鶴見中尉の脳汁も発射)
艦隊砲撃により監獄の壁を破壊してしまおう作戦。
耳が敏感なトニーには爆音として聞こえる様子。
抱きかかえられていたアシリパもその隙に逃げようとするも、トニーの
「父親に会いたくないのか」の一言で悩み立ち止まる。
無事壁を破壊。
ボートにより上陸。
月島軍曹に、中央にどのように報告するか尋ねられる、鶴見中尉。
「バッタだ」
過去にも前例があり、バッタの大群を駆除するために青森の鯉登少将に協力を要請。
「もす」
田舎になんか確認来ないし、事後報告で十分、とのこと。
月島軍曹冷静に
「監獄側の人間がだれか一人でも証言すればその報告は成立しませんが…」
鶴見「監獄側の証言者?」
脳汁垂らしながら殲滅させる気満々の鶴見中尉。
北鎮部隊(第七師団)に殺されるという噂もあるが、犬童のデマと思い、投降しようとする看守たち。
迫る第七師団。
降伏しようとする者でも容赦なく撃ち抜く第七師団。
「舎房へ急げー」鶴見中尉が進軍させる。
一方の犬童も
「ヤツらはここを消しに来たのだ!戦わねば死神に蹂躙される運命しかない!」と看守らを追い込む。
そんな中、倒壊した建物の下敷きになってしまったインカラマッ。
「こんなところで死なせはしない!」とフルパワー谷垣。
ボタンが再び飛び、インカラマッのおでこに。
再び笑わせつつも、インカラマッの死亡フラグを吹き飛ばした谷垣。
しかし、今度は二人に建物が崩れてくる。
「早くどきな」二人を助けにくる、ヒーロー牛山。
「お前ら…幸せになるんだぜ」
「どっっこいしょー!」
死ぬフェイントかけてきて「背広が汚れたぜ」で片付いてしまう、チンポ先生。
谷垣「日露戦争でも使われた照明弾だ」
機関銃を前に足止めされる鶴見軍団。
鶴見「月島軍曹、やれ」
月島「はい」
ひょい〜
トン
ドーン!(爆発音)
一方杉元白石組。
白石が床下の通気用の狭い空間から逃げようと床に穴を開けていた。
ニセの「あー!あー!」
白石「うるせぇなマジで!」
杉元「大人しくしろ、テメー!…ん?」
ニセの「あー!あー!あー!」
杉元白石「あー!あー!あー!」
シリアスな回なのにちょいちょい笑わせにくるゴールデンカムイ。
アシリパちゃんの元に土方登場。
のっぺらぼうが偽物と土方も門倉も知っていたのかと問う。
トニーによると脱獄後に犬童により、のっぺらぼうはすり替えられたとのこと。
7年見続けていた門倉はすり替わっていないことに気づかないほどマヌケではない。土方は
「大人しく、ついてこい。機を逃すぞ」とアシリパに来させようとする。
一方舎房。
ぐんぐんと進軍する鶴見軍団。
のっぺらぼうの場所を聞き出し、
ついにのっぺらぼう(ニセ)にたどり着く。
「不死身の杉元〜」
再びアシリパ。
杉元が一緒じゃないと行かない、というアシリパに対して、
土方は娘に会えれば金塊の在処を明かすという期待でみんながここまで来た。杉元も自分の身よりもそれを望むはずだ。と返す。
「アチャはどこにいるんだ」
杉元はニセを盾に金塊の在処を聞けてないと第七師団を脅す。
しかし鶴見中尉は微動だにしない。
「総勢63名の部下を連れてきた。その方法で我々から逃げるつもりかね?」
そんな中、二階堂がフライング発砲。
「離せ、おれが殺す約束だろ!」
「バカヤロー!のっぺらぼうに当たったらどうするんだ!」
え?
まさかのヘッドショットが決まってしまい、動揺する二人。
そんな中こっそり逃げようとする門倉。
それを見つけた宇佐美は
「門倉部長殿ー、お久しぶりですー!」
ホラー映画のように門倉へと向かってくる。
「なんなんだよーそのホクロ…」と逃げる門倉も銃弾を受ける。
宇佐美に首を狙われたが、なんとか生きてる門倉。
「新人…まだこの装置のこと説明してなかったっけ…」
「樺戸監獄で考案された一斉解放装置だ」
700人の凶悪犯が解放される。
「着け剣!」
戦い大好き鶴見くん。
「一匹残らず駆除だ!」
63人の武装した第七師団VS700人の囚人で激しい戦場に。
そんな中でも杉元しか見てない二階堂。
杉元たちがいた独房へたどり着く。
のっぺらぼうの死体しかない。
開けた穴から通気口を通って脱出しようとする二人。土方によってハメられ、土方の作戦を推測する二人。
出口に到着。
白石「よーし両肩外せば出られるぞ」
杉元「できるかー!」
安定の杉元ツッコミ。
爆破できるものを探しに行こうとする白石に、自分でなんとかするからアシリパさんを確保して正門で待つように伝える。アシリパさんを頼むぞ!と白石に託す杉元。
犬堂は教誨堂へ来ていた。尾行していた土方達の読みが当たった様子。
毎日鍛錬でここに来ており、怪しいとは思っていた。
しかし門倉に調査させるも隠し部屋は見つからなかった。
のっぺらぼうがここにいることを知ったアシリパさんはいつのまにか失踪。
居場所を確認してからいなくなるというしたたかさ。
アシリパはいなくなったが写真でのっぺらぼうを信じさせる作戦に変更。
アシリパさんはキロランケと白石と合流。
事情を聴き、キロランケは杉元を助けに行くことに。
そんなキロランケに杉元へこれを渡しほしい。とマキリを託す。
杉元のところへ来たキロランケは手榴弾で爆破することに。
逃げる間もなく、爆破。
まだ、独房にいた二階堂もおならと思うが、通気口へつながる穴を見つけてしまう。
キロランケからアシリパのマキリを受け取る杉元。
キロランケには正門で白石達と合流するよう伝え、杉元は教誨堂に向かう。
道中、
杉元VS二階堂。
二階堂に刀で顔面を刺されるも、物凄い受け方をして即死を致命傷を回避する杉元。
一方の教誨堂。
侵入した土方とトニー。トニーが下から音がすると耳を傾ける。
地下室があることをに気づいた二人。
その地下室へ降りていた犬童はのっぺらぼうに「出ろ」と言い、牢を開ける。
「俺が犬童の両目をブチ抜いてやる。」
ヤル気マンマンのトニーと冷静な土方。
2つある扉に同時に入っていく。
トニーの扉の先に犬童がいた。
犬童は鉄球を投げ、トニーの頭部に直撃。
即死のトニーも執念の発砲。
土方が見た光景。
トニーの死を確かめると、扉の奥にのっぺらぼうが…
と思いきや、かけられる手錠。
生きていた犬童天獄。
「死が二人を分かつまで…」
結婚するかのようなセリフで土方VS犬童の決闘。
もうひとつの決闘、杉元VS二階堂。
二階堂劣勢ながらも秘密兵器、義足ショットガン。
1発目は杉元の足に命中し、杉元が倒れる。
「洋平、杉元がそっちに行くぜ 〜」とトドメの2発目を撃とうとするも
義足を折り、二階堂へと銃口を向け、右手を吹き飛ばした杉元。
馬乗りになって、二階堂をボコボコにする。
しかし、他の第七師団の兵たちが来たので杉元は隠れて逃げる。
正門ではアシリパ、白石、谷垣、インカラマッ、牛山、キロランケが合流。
土方と犬童が教誨童にいるとキロランケから聞いた牛山は教誨童へ向かう。一緒にいこうとするアシリパだがキロランケに止められる。
インカラマッは高いところから見ようとはしごを使い、屋根へと昇る。
照明弾が上がる。
そんな中這って移動していた杉元。
その先についに…
対面する。
ついに来週のっぺらぼうから真相が聞けるのか。
土方と犬童の決闘の結末は。姿が見えないあいつはどう出るのか。
アツイ。冬だけどアツイ。
頼むから三期もやってくれー。お願いします。