べけぶろ

妻と息子と娘と道東で暮らすサラリーマンが忘れっぽいので日々の出来事を書いてくブログ。

ゴールデンカムイ 19話 カムイホプニレ 感想

オーホホホホホホホーイ!

唐突にオココクセという叫びで始まる19話。

前回谷垣達と合流してエンド。だったので、録画時間がずれているのかと一抹の不安を抱えながら視聴スタート。

コタンにて宴のあと、谷垣がフチが死装束を作り、アシリパと二度と会えないことを心配していることを伝える。

そんなことをわざわざ、、、と怪しむ尾形。未だに鶴見中尉と内通しており、自分を監視するために来たのではと問い詰める。

谷垣も前回で自分の役目を再認識しているため、その熱意を伝える。

誤解の一因だった戦友を殺したと思っていた尾形だったが、杉元のそいつをやったのはヒグマだぜ、発言によりなんとか誤解が溶けた。

ばあちゃん心配してるなら手紙を送れば、と言ってみる、ばあちゃん子尾形。

しかし、古いアイヌで自分の娘が亡くなる前に予知夢を見た経験もあるフチは夢占いを信じているため、アシリパも心配になります。

そんな時に杉元が、一度帰ろうか、我慢しなくてもいいんだよ、

と物凄く暖かくて優しい声で伝えます。杉元はホントにいいやつだなー、不死身でめちゃ強いけど。

しかし、アシリパも、子供扱いするなと、未来のために網走に行って確認しなければならないと、強い目で伝える。このコンビ最高だなー。

朝を迎え、二瓶鉄造の話をするアイヌ猟師と谷垣。お互い過去に共に二瓶と狩猟を行い、尊敬していた様子。そんな中、アイヌ猟師が二瓶の単発銃の秘密を教えてくれた。その単発銃は元々二瓶の息子が日清戦争で使っていたもので、戦友が届けてくれたもの。銃に刻まれている七つの傷は人を殺めた際に刻んでいたとのことだった。

人を殺すことに喜びを感じるようなやつではない、俺と熊撃ちしてれば良かったんだ、と父親の顔も見せた二瓶。久々に二瓶鉄造みれて、声が聞けてよかった。

そんな二瓶話をしているとなんと二瓶の猟犬、リュウが。

ずっと二瓶の銃を追いかけてきて視聴者の代弁をしていた杉元だったが、噛まれる 笑。見事な忠犬である。

 

そんなこんなで無事に旅は再開し、杉元一行と谷垣一行が一緒に網走を目指す。

 

CM明けて、鯉戸少尉と月島軍曹、鶴見中尉のトリオでのコント感 笑。

鶴見中尉も鯉戸少尉の気持ちをわかっていながら転がす感じが、なんとも良い。

そして鯉戸少尉の父と、尾形の父(師団長)は親友であり、尾形の行為は責任を取って自殺した尾形の父への泥を塗る行為だと、鶴見中尉も予想外の尾形の動き。ここから過去へ。

 

坊主頭の尾形から過去が語られる。幼少期の尾形はこの頃から目が死んでいたのね。

 

妾の子だった尾形。本妻との間に長男が生まれると父は会いに来なくなった。

父が好きだったあんこう鍋を作り続ける尾形母。尾形も好きだったが、毎日毎日続くので鳥を撃ち落とし、鶏肉を提供したが、やっぱりあんこう鍋ばかりだった。そんな戻らない父ばかり気にしておかしくなってしまった母をあんこう鍋に殺鼠剤をいれて毒殺。その理由も、死ねば母も最期に愛した父に会えるからと。なかなかの屈折率。

 

一人語りかと思いきや父親を刺して、その父に話しかけていたのか。

父と目や眉そっくり  笑。

 

子供は親を選べません。

愛情のない親が交わって出来る子供は何かが欠けた人間に育つのですかねぇ。

親としては重たい言葉。考えさせられる言葉。

 

本妻の長男である勇作と出会い、生まれの違いによる自分との違いを再認識する。そして旅順で勇作を後ろから後頭部を撃った尾形。

勇作が亡くなることで父が少しは気にかけてくれるのか、祝福された道があったのか、父親からの愛を確かめようとした尾形。

何かが欠けた人間、呪われろ!と父に言われ、ニヤッとして終わる。

馬車に戻ると全てを裏で操る鶴見中尉が。

ホント、たらし(褒め言葉)。

現在に戻り、杉元一行が浜辺でジャンプ!

尾形はしない。

 

あぁぁ津田さんたまらんかった 笑。

と思いきやの次回、青い眼(ブルーアイズ)!

オレのターン!